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先週の土曜日は七夕だった。 無事、天の川に隔てられた恋人、織り姫と彦星は会うことが出来ただろうか。 天の川の幅は、天文学的には約10万光年といわれているから、 こういうのを本当の「長距離恋愛」っていうんだろうね。 「SOUL MUSICを聴こう」でも星にまつわる曲をご紹介したけれど、 Moon River,・・wider than a mile・・ I'm crossing you in style some day・・ ムーン・リバー・・1マイルよりも広い川・・ いつか私は胸を張って・・あなたを渡ってみたい・・ 「Moon River」という曲も 宇宙のとてつもないロマンティックさを感じさせる曲。 宇宙(そら)を見上げると、 たくさんの美しい音楽を思い出す。 そして、そういう曲は何故か時代に流されることがない。 まあ、私は1年に1度しか会えないなんてまっぴらですが。 「Moon River (1961)」 Audrey Hepburn #
by show_zono
| 2007-07-09 22:46
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安い愛の歌にせっつかれて、 与えるより多く奪ってしまった。 優しい音楽は、 きわめて目立たずに、 時代の大きなうねりに置き忘れられ、 ごく限られた人たちの心の中にだけ沈殿した。 皮肉に聴こえるほどめずらしく直球な詞。 だけど普通の人たちにとっては手元で大きく変化する スプリットフィンガーボールのようなものか。 こういう音楽を置き忘れるこの国の薄汚れた人の群れの狭間を ムーン・リバーを渡るようなステップで、 踏み越えていこう、あなたと。 「Drifter」 キリンジ #
by show_zono
| 2007-07-03 23:21
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Lunafakeさんが中森明菜さんの、恋のはじまりに似合う曲を紹介されていたので、 私は中森明菜さんの、恋の終わりに相応しい曲をご紹介しようと思う。 『「出会い」と「再会」は誰のを何度聞いても「韓流」だ。』 さすが、「汚れた同志」の言葉はエッジが効いている。 だが「別離」に関しては、日本の怪談のようにおどろおどろしくあってほしい。 なぜなら事実そういうものだからだ。 オトコは器用さを持たないあまりに 折れた翼を広げられ・・ あげくの果てに自らの頭上に墜落されてしまう。 そして、それで済めばまだよいが、 つむじ風に身を任せ・・・ 海に沈められてしまう。 「私は・・愛の・・難破船・・」 恋の最中には「音楽」は要らないかもしれないが、 はじまりと終わりには「音楽」が必要である。 「難破船」 中森明菜 #
by show_zono
| 2007-06-20 22:52
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この曲は1976年に舞い降りた。 Marvin Gayeの「I Want You (1976)」。 Leon Wareの「Musical Massage (1976)」。 もし、1976年という年がなかったら、 私自身の人生は、もっと痩せ細ったものになっていたと思う。 この曲の美しさは、 少年期の私たちを熱狂させ、 東京のはずれに東村山という場所があることを教えてくれた。 「一丁目」から「三丁目」までは、一連の組曲のようであり、 この国にも針を最後まで上げる必要のない曲があることをまざまざと知った。 あれから30年、 私たちは何を失い、何を得たのだろうか。 More #
by show_zono
| 2007-06-10 12:59
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今回、「Soul Musicを聴こう」で書いたDavid T. Walkerのライブ会場で久しぶりにこの方の顔を拝見した。 それでこんなことを思い出した。 今から、もうすでに20年以上も前の冬、 私は、数校の在京私大を受験するために1週間ほど上京していた。 本番にことさら弱い私はほとんどが上手くいかず、そのうえ1校は電車を乗り間違えてたどり着くことすら出来ないという始末。 結果は自分が良くわかっていて、 とにかく情けなかった。 東京でひとりじゃ淋しいだろうからと姉が持たせてくれた、当時まだ物珍しかったソニーのWalkmanからこの曲が流れていた。 久しぶりにこの曲を聴いたら、 その時に味わった、なんともいえない情けなさを思い出してしまった。 ここでギターを弾かれている浅野祥之氏が2007年4月20日に亡くなられたそうですね。 心からご冥福をお祈りいたします。 「Midnight Girl (1984)」 角松敏生 #
by show_zono
| 2007-05-19 23:43
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