履 歴
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
初期のBobby Caldwellの音楽は美しい。 80年代後半から「バラード作曲家」へと変容していく前の彼の作品たちは、白人音楽にして私のようなSoul Musicフリークをも惹きつけるに充分な「何か」をもっていた。 彼のセカンドアルバムである「Cat In The Hat (1980)」の最後に収録されている「I Don’t Want To Lose Your Love」に触れた。 「音楽ライター」と呼ばれる方々のリコメンドではほとんどとりあげられることのない曲であるが、往々にして我々にとっての「名曲」はこういうところに隠れている。 当時の決して恵まれていなかったレコーディング環境がこの曲を通じて伝わってくる。なぜかこういう環境が美しい音楽を奏でだすようだ。 Bobby自身によるギターのアルペジオから「I Don’t Want To Lose Your Love」はスタートする。 切ないね。この曲は。あらゆる意味で。
by show_zono
| 2005-03-12 20:26
|
Comments(6)
Commented
by
cassavetes69 at 2005-03-12 23:17
「Cat In The Hat 」は2枚目のアルバムとしての「あるべき姿」の様な気がします。そして、その締めくくりとして「I Don’t Want To Lose Your Love」は最も相応しい曲でしょうね。僕自身は3曲目の「To Know What You've Got」をドライブ時のとっておきにしていました。
0
Commented
by
show_zono at 2005-03-13 11:34
「Cat In The Hat (1980)」の次作である「Carry On (1982)」のなかの「Jamica」で私の心を揺さぶった後、Bobby Caldwellは上の理由でだんだん私の心のなかで薄れていってしまいました。
どちらがアーティストとしてのBobby Caldwellの本領なのでしょうか。
Commented
by
ina17ina at 2005-03-14 17:50
学生時代、中古レコード店でバイトをしていたときは彼の名前を見ただけで安価のワゴンにそっと包み込むようにいれていました。
今思うとそれにヨダレをたらしたコレクターが数多くいたわけですね。 切ないね。あらゆる意味で・・・。
Commented
by
show_zono at 2005-03-14 22:44
Commented
by
blue_koichiro at 2005-03-15 13:46
暫く聴いてないアルバムです。
でも、好きなんですよ。 Bobby Caldwell, Cat In Hat, Carry Onあたりまでって格別です。 Show_zonoさんはJamaicaの事、前に書かれてましたよね、確か。 Jamaicaも好きです。でも、やっぱりCome to me, Never loved befoerが一番好きだったりしてます。
Commented
by
show_zono at 2005-03-15 21:46
koichiroさん、お久しぶりです。
おっしゃるとおり、Bobby Caldwellのこの頃の作品は良いですね。 「Jamaica」はBobby Caldwellの曲では最も好きなタイトルかもしれません。 しかし、これ以降の「バラード屋」になってからの曲たちは、胸焼けするのほとんど聴いていません。(笑)
|
ファン申請 |
||